大陸を越えた進出

1800年代末、アメリカは大陸を越えて進出し、太平洋のハワイ諸島や、フィリピンやグアムなどの南洋の領域、そしてカリブ海のプエルトリコを併合しました。これらの島はすべて、米国にとって重要な、商業的および軍事的な戦略的拠点に位置し、これらの地域の人々を編入することにより、国内の民族的、宗教的な特性はさらに複雑化を増しました。

ハワイ国からアメリカの州へ

ハワイ国からアメリカの州へ

1778年の英国人の船長ジェームズ・クックによるハワイ諸島の「発見」の後、西欧の交易者、宣教師、探検家、捕鯨業者がそれぞれの目的を持って、続々とこの島を目指しました。彼らはハワイ諸島の古来からの風習を、劇的に変化させていきました。そして1959年、ハワイはアメリカの州として編入されます。

ハワイにおけるアメリカ人の利益

西欧人の到達と、主に白人アメリカ人が所有するパイナップルとサトウキビのプランテーションの定着により、ハワイの島民の生活は自給自足の生活から現金経済に変わりました。これにより、多くの低賃金のアジア人労働者が、畑仕事のために雇用されていく事となります。

1893年、アメリカの実業界の実力者が、リリウオカラニ女王を退位させ、ハワイの原住民の抵抗にも関わらず、米国は1898年にハワイを一領域として併合しました。

パイナップル刈込ナイフ、1900年代

パイナップルプランテーション、1915年頃

銛、1800年代

ハワイ諸島沖の捕鯨漁、1833年
 

次の展示物に移りますが、ギャラリー内の皆様の後ろをご覧ください。「Places of Negotiation(交渉の場所)」の解説にご注目ください。